首都直下地震の直後、約1252万人が自宅を目指して歩き始め、
うち約201万人が満員電車並みの混雑に3時間以上巻き込まれる。
防災会議の「首都直下地震避難対策等専門調査会」が、
東京湾日九部に震源にマグニチュード7.3の地震が平日正午に発生するという条件で予測した。
自宅を目指して歩き始めるのは、約1252万人にもなる。
発生の3時間後には、1平方メートルあたりに6人と言う満員電車並みの混雑が、
交差点や火災現場の近辺を中心に都心の13区35ヵ所に広がる。
特に、千代田区、中央区、港区の都心3区から帰る場合では、
195万人の38%に当たる75万人が3〜5時間、この混雑のため、
1時間に400メートルも進めないと言う。
最も混雑するのは、板橋区の上板橋駅付近。
川越街道が火災で通行出来なくなると、迂回路を探す人々が右往左往して混乱するという。
こうした結果、東京駅のある千代田区丸の内から横浜市役所へは15時間弱、
埼玉県和光市役所へは15時間強など、普段にくらべ2〜3倍の時間がかかる。
東京都の対策検討委員会による、『帰宅困難者の心得10ヵ条』とは。
? あわてず騒がず状況確認
? 携帯ラジオをポケットに
? 帰宅地図を作っておく
? ロッカーにスニーカーを
? 机の中にはチョコレートやキャラメルを
? 事前に家族で連絡手段を決める
? 安否確認手段には災害用伝言サービスや遠くの親類も
? 歩いて帰る訓練を
? 季節に応じてカッパやカイロなどを用意
? 声をかけあい、助け合う
帰宅困難者
これまでは自宅から10km未満であれば全員帰宅可能、
10〜20kmの場合は1kmごとに10%ずつ帰れない人が増えるといった計算方法で、
首都直下地震による帰宅困難者を650万人としてきた。