米シマンテックのウイルス対策ソフト「ノートン・アンチウイルス」に見せかけた「偽ソフト」が確認された。
検索サイトのスポンサーリンク経由で、偽ソフトをダウンロードさせようとする。
偽ソフトとは、大した機能を持たないにもかかわらず、
セキュリティ対策やユーティリティなどの機能を備えているとかたられて配布されるソフトのこと。
詐欺的な手法で販売されるため、「詐欺的なソフトウエア」などと呼ばれることもある。
今回確認された手口は、「ノートン・アンチウイルス」に見せかけるもの。
検索サイトのGoogleにおいて「free antivirus(無料のアンチウイルス)」で検索したところ、
検索結果のスポンサーリンクに「Free Norton AntiVirus 08」というリンクが表示された。
このリンクをクリックすると、シマンテックとは全く無関係のWebサイトに誘導されるが、
サイトの色調をシマンテックのイメージカラーである黄色に統一し、
ユーザーを誤解させる巧妙な手口を仕掛けている。
(サイトには「Symantec」や「Norton」の文字はない。)
ユーザーが偽ソフトをダウンロードしてインストールすると、
偽ソフトは、パソコンに問題がないにもかかわらず、
「ウイルスが見つかった」「システムに致命的な欠陥がある」といった偽の警告を表示。
問題を解消したければ、有料版を購入する必要があるとして販売サイトにユーザーを誘導し、
クレジットカード番号などを入力させるのだ。
手口も年々進化して巧妙になってくる。
少なくとも、手元の正規のウィルス対策ソフトが最新版にしておこう。