食事は腹七分目

体重は変わらないのに、おなか周りに肉がついてきたような気がする。
更年期になってこんな思いをしている女性も多いのではないだろうか。

閉経後の女性は体重はそれほど増えないのに、体脂肪がかなり増えることが分かっている。

しかも脂肪の多くは内臓脂肪としておなかにつく」と指摘する。

更年期は、思春期、出産と並んで女性にとって太りやすい時期。

その一番の原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少にある。
エストロゲンは、体の中でコレステロールを低く保ち、
内臓脂肪をつけにくくする働きをしており、
女性を心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの心血管疾患から守っている。

更年期にはこの大事なホルモンが急激に減り、閉経を過ぎるとほとんどなくなってしまう。
このため、それまでと同じ食生活で運動量も変わらなければ、
どうしてもおなか周りに脂肪がたまってくることになる。

女性には、BMI23と数値的に問題ない人もいるが、
日本人の場合、体重が適正の範囲内でも体脂肪率が
高い隠れ肥満や隠れ糖尿病が少なくない。

更年期に太りやすくなるのは、筋肉量や基礎代謝が減ることも関係している。

基礎代謝は、呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量。
若いときはだまっていても消費されるエネルギーが、年をとると使い切れず残ってしまうため、
若いときと同じように食べているとエネルギーのとりすぎとなってしまう。

太らないためには、食事の量・カロリーをコントロールするとともに、
栄養成分を偏らないようにすること。

食事全体のうち、タンパク質20%未満、脂肪20〜25%未満、
炭水化物50〜70%未満のバランスであれば問題ない。

食事のときはまず最初に野菜を食べ、
ご飯やパンなど炭水化物は最後にするというように食べる順番も大事。
また、やせたいからと食事を抜く人がいるが、欠食は逆に肥満の原因になる。

健康長寿のためには、1日3食、腹七分目。






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